明順応と暗順応とは

運転中は場所や時間帯によって周囲から目に入ってくる光は変化します。日が落ちてくれば段々と暗くなってきますし、夜間にトンネルから抜け出ると周囲は一気に暗くなります。人間はこれらの光の変化に瞬時に反応することはできず、周囲の光量に少しずつ慣れるようにできています。この慣れのことを明順応や暗順応といいます。
目には虹彩と呼ばれる目に入ってくる光量を調節する構造があります。この虹彩は周囲が明るくなると収縮し、周囲が暗くなると拡大しますが、調節が終わるまである程度の時間がかかります。明順応とは暗い場所から明るい場所になったときに少しずつまぶしさを緩和していくことを言い、暗順応は明るい場所から暗い場所になったときに少しずつ周囲が見えるようになっていくことを言います。
明順応は薄暗いトンネルから真昼の強い日差しの下に出た場合があてはまり、暗順応は逆に明るい日差しから薄暗いトンネルに入った場合にあてはまります。順応中は周囲の景色が見えづらくなり事故も発生しやすくなることから光量の変化する場所では順応を意識して運転する必要があります。また、明順応や暗順応にかかる時間は年齢とともに増加する傾向があり、周囲の状況を把握しづらい状況がより長くなってしまいます。

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