ニーエアバッグとは

シートベルトやエアバッグの普及で事故が発生した場合でも、搭乗者の死亡や重症化のリスクは減りました。しかし、それらがすべて作動してもリスクがゼロになったわけではありません。さらなる安全性確保のために、様々な技術が開発され続けています。そのなかで開発されたのがニーエアバッグです。
ニーエアバッグは運転手の脚部を受け止めることで姿勢を制御して、衝突時の身体全体の保護効果を高める効果があります。通常のエアバッグでは半分しか守ることができませんが、脚部や下半身のリスクを考えると、ニーエアバッグを合わせて使うことで全体を保護することができます。なぜなら、通常のエアバッグで上半身は守れても下半身に大きなダメージを受けて命を失うことは十分にありえるからです。中途半端な守りは守っていないのと、さほど変わらないといえます。
具体的な効果としては、膝前の内装カバーに搭載されていて、前面衝突時にダッシュボードと膝との空間を埋めるように展開して前方に移動する膝などの下肢を受けとめて保護する効果があります。さらに、下肢を受け止めることで腰の移動量が少なくなり、腰ベルトにかかる荷重を低減させ、肩ベルトや胸部かかる負荷も低減させる効果があります。

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